徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)7月9日 月曜日 徳洲新聞 NO.1141 二面

中部徳洲会病院
看看連携を強化
各種認定看護師がセミ

中部徳洲会病院(沖縄県)は、要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう、全国で整備が急がれている地域包括ケアシステムの構築を目指し、認定看護師が中心となり、看看連携(異なる施設の看護師同士の連携)の強化や地域の看護の質向上に取り組んでいる。

フットケアをテーマに糖尿病看護認定看護師が講師を務める看護セミナー フットケアをテーマに糖尿病看護認定看護師が講師を務める看護セミナー

同院には現在、10人の認定看護師が在籍。内訳は認定看護管理者1人、感染管理認定看護師3人、救急看護認定看護師1人、皮膚・排泄(はいせつ)ケア認定看護師1人、がん性疼痛(とうつう)看護認定看護師1人、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師1人、糖尿病看護認定看護師1人、がん化学療法看護認定看護師1人だ。

これら認定看護師が協働し院内の改善活動を進めることを目的として、同院は2016年1月に認定看護師会を設置。課題となっていた地域の医療施設からの再入院率を減らすためには、近隣の医療機関や介護施設と継続した看護・介護の実践が重要と考え、認定看護師会が中心となり「互いに顔の見える関係の構築による看看連携の強化」や「スキルアップ、看護・介護の質向上」を目指し、17年度に看護セミナーをスタート。

セミナーは各認定看護師が講師を務め、それぞれの専門領域について座学に加え、学習内容の定着率をアップさせるために体験型の演習形式を多く盛り込んでいる。

17年度は計10回開催し、18施設から延べ112人が参加。職種別の内訳は看護師69%、介護福祉士20%、リハビリテーションスタッフ9%など。

参加者へのアンケート調査の結果、「十分役立つ」65%、「役立つ」30%と高評価を得た。開催後、誤嚥(ごえん)性肺炎による再入院率が減少するなど実際に効果が出ている。

今年度は5月から来年3月にかけて、月1回、計11回の看護セミナーを予定。

照屋いずみ看護部長(認定看護管理者)は「施設からの要望をふまえ、来年度以降、院外看護セミナーを開催することも検討していきたい」と展望している。

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