鹿児島徳洲会病院

グループ最長距離“引っ越し大作戦”

鹿児島徳洲会病院は新築移転した12月1日、旧病院から新病院に入院患者さんを移送した。徳洲会グループ病院の新築移転にともなう引っ越しでは最長距離。当日は早朝から開始し午後2時50分に144人の患者さんを無事移送した。きめの細かい役割分担と3回にわたるシミュレーションなどで、“安全かつ迅速”な移送を実現。外来診療も2日にスタートした。1日前後を含め同院の引っ越しを合計98人の徳洲会職員がサポートした。

シミュレーションの成果発揮

鹿児島病院の移転先は直線距離で約8㎞。これまでの徳洲会病院の新築移転では最長の引っ越しとなった。患者さんの移送にあたり、同院は職員を旧病院と新病院のそれぞれに配置。

さらに、徳洲会グループの大隅鹿屋病院(鹿児島県)、山川病院(同)、屋久島徳洲会病院(同)、徳之島徳洲会病院(同)、中山クリニック(同)、開聞クリニック(同)、介護老人保健施設(老健)光徳苑(同)、福岡徳洲会病院、長崎北徳洲会病院、宇和島徳洲会病院(愛媛県)、岸和田徳洲会病院(大阪府)、野崎徳洲会病院(同)、宇治徳洲会病院(京都府)がサポートするとともに、外部業者の協力も仰いだ。

同院は入院患者さん144人を「重担送」(呼吸器などが必要な重症の方)、「担送」(呼吸器などが必要ない方)、「護送」(車いすの方など)、「独歩」(歩行可能な方)の4つに区分し、それぞれに担当チームを配置。まず病室で患者さんの状態を確認し、搬送可能と医師が判断すると、ストレッチャーや車いす、歩行など患者さんの状態に応じて移送車両に運んだ。新病院に到着後は、同じく患者さんの状態に応じた方法で病室に搬送。

午前6時から引っ越し開始。まず、重担送担当チームが集合し、ミーティングで患者さんの情報を確認した後、午前6時半過ぎに最初の患者さんを移送した。重担送以外の担当チームは午前7時半に集まり、同様に患者さんの情報などを確認。午前8時過ぎから移送を開始。

支援に入ったグループ内外の35台の車両が、順次、患者さんを移送。発熱など患者さんの状態が変わり、移送方法を急きょ変更したケースもあったが、大きなトラブルはなく、午後2時50分にすべての患者さんを新病院に運び終えた。鹿児島病院の池田佳広院長は「無事に終わり、ほっとしました。ご協力いただいた皆様に本当に感謝しています」。

 

→徳洲新聞1316号掲載

 

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