千葉徳洲会病院
国内外の被災地で医療支援活動を展開するNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は9月18日、千葉徳洲会病院で第2回病院防災コースを実施した。同コースは災害発生時の病院の対応を総合的に学べる研修会。感染対策を徹底し30人が受講。
講師はTMAT隊員である札幌東徳洲会病院の合田祥悟・救急集中治療センター医師が務め、四街道徳洲会病院(千葉県)の栁澤修平・看護師長、成田富里徳洲会病院(同)の浅野昌子看護師がサポートした。
講義からスタート。災害急性期の動的な対応に関し取り決めを記した「防災マニュアル」や、具体的な行動を示す「アクションカード」などが重要であると強調、実際に使用に耐えられるか随時見直すことも必要であると助言した。
講義の後はグループワークを実施。まず「発災前準備」では、災害対策本部のメンバーを、院内の職員を実際に配置して検討。さらに同院の見取り図を使い、トリアージ(重症度・緊急度選別)エリアの設置や人の流れを話し合い、グループごとに発表した。
続いてテーマを「発災後」に移し、マグニチュード7・3の地震で電気とガスが止まった状況を想定しディスカッション。情報を時系列に記録する「クロノロジー」という手法も学び、グループごとに実践した。その後も、職員が登院できない時の対応、災害時の食事提供など、起こり得るさまざまな内容を想定してシミュレーションを行った。
受講者からは「災害ボックスの中身の見直しをさっそく行いたい」、「クロノロジーはたくさんのスタッフが学ぶべき。報告する側もされる側も困らないように練習が必要だと思う」、「当院で足りないことが把握できた」など感想が聞かれた。
→徳洲新聞1310号掲載



