横浜日野病院
2021/09/30
日野病院(神奈川県)は8月10日、リモート面会を開始した。同院は精神科単科病院であり、面会は治療の一環であるという馬場淳臣院長の方針により、人数や時間を制限しながらも継続していた。しかし、4月に発生した院内クラスター(感染者集団)に続き、第5波にともなう緊急事態宣言の発出により、面会を一時中止、リモート面会に移行した。
荻野智美・看護部長は「ご家族に精神的に依存している患者さんもおられますので、途切れることで不穏になるケースもあります。また、患者さんには外出や院内での飲食を制限し、窮屈な思いをさせています。ご家族との面会は、患者さんにとって大切な時間です」と明かす。
当初、患者さん、家族ともにリモート面会を受け入れてもらえるか心配もあったが、限られた時間、画面の中で互いに良いコミュニケーションを取ろうとする姿に、「やって良かった」と荻野・看護部長。「じつは面会が患者さんの気持ちを高ぶらせ悪影響を与えるケースもあるのですが、リモート面会では、ほど良い距離感を保てています。コロナ終息後も、希望者には継続しても良いと考えています」。
同院は2022年12月に新築移転を予定。荻野・看護部長は「病棟にご家族との面会スペースをつくり、安心して楽しい時間を過ごしていただけるようにしたいです」と期待を寄せる。
→徳洲新聞1305号掲載



