徳洲会グループ

スケールメリット生かし迅速対応 徳洲会グループ

徳洲会グループは2020年1月27日に「新型コロナウイルス感染症の対応について」と題する通知の第1報を発出して以降、グループを挙げて感染対策や感染者の受け入れに最善を尽くしている。ダイヤモンド・プリンセス号の陽性患者さん受け入れ、プレハブの専用病棟や発熱外来の開設、クラスター(感染者集団)発生への迅速な対応など徳洲会グループの約1年半にわたる新型コロナ対応を振り返る。

クラスターの終息へ グループが一致団結

徳洲会病院で初めてクラスターが発生したのは昨年4月7日。その後、とくに第3波ではクラスター事例が多発した。発生時には社徳や感染管理部会が協力し終息に向け対応。これまで14施設で指導した社徳医療安全・質管理部の野口幸洋・課長補佐は「クラスターが発生すると一部の病院機能を止めて対応しなくてはなりません。病院全体のマネジメントが必要になるため、慣れている社徳職員がサポートに入りました。ほかの徳洲会病院に協力要請する際にも、社徳が間に入りスムーズにつなげました」と説明する。

クラスター事例はグループ内で共有。佐藤部会長は「徳洲会グループにはさまざまな機能をもった病院がありますので、事例のバリエーションも豊富です。これらを共有できるのはグループのスケールメリットのひとつ。経験やノウハウの蓄積があるからこそ、コロナ対応への確かな指針を出すことができます」とアピールする。

昨年末から今年にかけ変異株の発生や、ワクチン接種の開始などコロナに関し新たな動きも出ている。

 

→徳洲新聞1298号掲載