瀬戸内徳洲会病院
2021/07/30
奄美大島にある瀬戸内徳洲会病院(鹿児島県)は、隣島の加計呂麻島で新型コロナワクチンの“出張接種”を実施した。同院が立地する瀬戸内町は5月13日から町の交流館で高齢者の集団接種を進めており、加計呂麻島の方々にも原則として交流館での接種を呼びかけていたが、船での移動に不安を覚え、接種をためらう人もいた。
髙橋祐美・総合診療科医師は加計呂麻島での訪問診療の際、「足が悪いからワクチンを受けに行けない」という声を聞き、髙橋邦丕院長に相談のうえ、町に出張接種を提案したところ実現した。
出張接種は旧加計呂麻徳洲会診療所を会場に、6月16日から毎週水曜日に実施。3週続けて1回目の接種、7月7日から3週続けて2回目の接種を行い、計222人に実施した。接種は髙橋祐美医師と看護師、事務職員各4人、同診療所の看護師、町の保健師が対応。
昨年4月から同診療所で月・木曜日に診療を行っており、翌日の副反応に対応できる体制もとった。接種を終えた高齢者やその家族からは「会場が近くなり助かりました」と喜びの声。髙橋祐美医師は「たくさん観光客が訪れる夏休み前に接種が終わり良かったです。“離島の離島”であることが不便に感じないよう、当院スタッフが一丸となって今後もできることをしていきます」と意欲的だ。
→徳洲新聞1296号掲載



