宇治徳洲会病院
宇治徳洲会病院(京都府)はオンライン母親教室の開催に力を入れている。コロナ禍により昨年2月以降、休止していたが、8月からオンライン形式で再開。対象は妊娠28週以降で、同院で妊婦健診を受けている、もしくは分娩(ぶんべん)予約を行っている妊婦さん。とくに初めて出産を迎える妊婦さんは不安が大きいことから、より多くの妊婦さんに利用してもらうことを目的として今年1月からは参加費を無料としている。
以前は月に2回、妊娠初期と産褥(さんじょく)期をテーマに開いていたが、オンライン化以降はテーマを「お産の教室」、「母乳の教室」、「育児の教室」に再編し、月に各1回ずつ、計3回開催に増やした。
「お産の教室」をテーマに開催した1月22日の母親教室には、14人が参加。尾﨑あい助産師が講師を務め、お産に向けた準備やお産の兆候、入院のタイミング、分娩の一般的な経過や分娩中の産痛の緩和方法などについて説明した。質疑応答の時間も設けた。参加者は自宅でお茶を用意するなどリラックスした状態で受講。2人目、3人目の出産を同院で予定するリピーターの方もいた。
尾﨑助産師は「希望するバースプランを妊婦さんに考えていただくことも目的のひとつです。当院では助産師外来を開設していますので、オンライン母親教室でわからなかったことがあれば、同外来を通じて支援していきたい」と意気込む。母乳の教室では母乳育児のメリットや実際、妊娠中からできる準備など、育児の教室では新生児の特徴や抱っこ、おむつ替え、着替えなどの仕方、新生児との生活の様子などについて情報提供している。
谷山淑子・看護師長は「コロナ禍で地域の母親教室の休止が相次ぎました。妊婦さんのために、お手伝いできることはないかと考え、オンラインで開催することにしました。これからも状況に応じて取り組んでいきたい」と抱負を語っている。
→徳洲新聞1277号掲載



