介護系施設
2021/03/18
「うちゃおかげ、みじらしゃあたん」忘れず

鹿児島県の離島、沖永良部島にあるグループホーム(GH)ゆりの郷の大福秀子管理者(介護福祉士・介護支援専門員)は、奄美群島社会福祉団体連絡協議会から多岐にわたり奄美群島内の社会福祉事業に従事し、その向上および増進への功績を表彰された。和泊町社会福祉協議会の前幸貴会長が1月8日、沖永良部徳洲会病院の朝礼時に来院し、大福管理者に表彰状を手渡した。
大福管理者は「福祉の仕事に就いたきっかけは、婦人会で福祉施設のボランティアに参加し、大山の桜の花見に出かけた時、『うちゃおかげ、みじらしゃあたん。ありがとう(あなたたちのおかげで、楽しかったよ。ありがとう)』の言葉に心が揺さぶられたことにあります」と述懐。「あれから26年余り、壁にぶつかった時は、あの時の言葉を思い出し、初心に戻るようにしています。これからも入居者さんの余生に寄り添える仕事に誇りをもち、微力ではありますが、沖永良部島の社会福祉事業に貢献していきたいと思います」と誓った。
→徳洲新聞1277号掲載