野崎徳洲会病院

第3波では高齢患者さん増 後方連携で地域差も

徳洲会グループでは、感染対策をきちんと施し、本院で中等症以上の新型コロナウイルス感染症患者さんに対応している病院も多くある。第3波では高齢の患者さんが増加、急性期の治療を終えたものの後方連携がままならず、入院が長期化する地域がある一方、退院調整がスムーズに行えている地域もあり、〝地域格差〟が浮き彫りとなっている。

増床要請なら仮設病棟も──野崎病院

野崎徳洲会病院(大阪府)はコロナ患者さんの受け入れに中等症38床、重症4床を用意している。中等症のコロナ病棟では、看護師を日勤4~5人、夜勤3人を配置しているが、第3波のピーク時には33人の入院患者さんに対応、声をかけ合いながら乗りきった。1月中旬以降、入院患者さんは減少傾向にあり、今は第4波に備え看護師の募集なども進めている。

中川秀光院長は「今後の体制は大阪府の考えにもよりますが、もし増床の要請があれば、プレハブ建ての仮設病棟を設置する予定です」と意欲的。

続けて「今も当院に医療崩壊はありません。スタッフ皆が真摯(しんし)にコロナに対応しながら、一般診療の機能も落とさないように頑張っています」とも強調する。

同院では昨年12月、職員・患者さん含め計38人の院内クラスター(感染者集団)を出したが、同月末に終息。その反省を生かし、勉強会を開くなど対策を念入りに講じた。また、谷澤由香・看護師長(感染管理認定看護師)は昨夏から、地域の病院に赴き感染対策の指導も実施している。谷澤・看護師長は「コロナ病棟勤務は固定ではなく、合間に一般病棟に戻ってもらうなど、面談しながら個人の意向に合わせて対応しています。長期戦が続くと思いますので、スタッフの精神的ケアを行いながら頑張ります」。

→徳洲新聞1273号掲載

 

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