四街道徳洲会病院

四街道病院が市内初の開設

特別養護老人ホーム逗子杜の郷(神奈川県)はイベントを積極的に行ったり、ダイバージョナルセラピー(DT)を用い、利用者さん一人ひとりの夢を叶える取り組みを実践したりし、満足度を高めている。新型コロナウイルス禍でも多数のイベントを行っているが、感染対策を徹底することで施設内感染を起こしていない。田邉笑美子施設長は「利用者さんの笑顔を絶やさない」をモットーにしている。

地域完結型医療を目指す

同院は回復期リハビリ病棟を5階に開設した。一般病床220床のうち35床を同病棟にあてた。1階に広い総合リハビリテーション室があるが、5階にもリハビリ室を備え、階下に移動することなくリハビリに励むことができる。リハビリ初期の歩行に不安がある患者さんに優しい造りだ。5階には病院併設型の介護老人保健施設四街道徳洲苑(入所定員50人)もある。

酒井欣男院長は「当院は月間の救急搬送が250~350件で推移し、救急からの入院が多いうえに入院患者さんの高齢化も進んでいます。急性期の入院治療後、すぐにご自宅に戻ることに対しては独居や老老介護といった背景も加わり、不安を感じる患者さんやご家族が増えています」と指摘。

続けて「近隣自治体の回復期リハビリ病棟や療養病棟は受け入れの余裕がほとんどない状態が慢性化していることから、当院は急性期後のワンクッションとして、リハビリを提供し自宅や施設への移行を支援する回復期リハビリ病棟を開設しました」と狙いを明かす。

9月1日の開設後、脳血管疾患や整形外科疾患の急性期治療を終えた患者さん、術後の廃用症候群の患者さんなどが入院。

三浦千賀子・看護部長は「市内には当院が母体の〝訪問看護ステーション(訪看ST)わらび〟。があります。在宅に介入できる訪看STとも連携し、よりスムーズな在宅移行を目指します」と抱負を語る。同病棟の加藤和代・看護師長は「多職種で協力し、在宅に退院できるよう毎日奮闘しています」とチーム一丸となった病棟運営をアピール。また、スタッフの研修で協力を得た千葉徳洲会病院と成田富里徳洲会病院に謝意を表している。


「日曜も含む毎日リハビリを提供しています。新人教育にも力を入れ、今後も患者さんをサポートしていきたい」と意気込みを見せるのはリハビリテーション科の馬場晶子主任(言語聴覚士)だ。

2021年4月に同院はHCU(高度治療室)の開設を目指し、急性期機能の向上も図っていく考え。「四街道市より西側の千葉市などには大型病院が複数ありますが、東側のエリアは医療過疎地で、外房の九十九里町からも救急搬送が来ることがあります。地域の期待に応えるため、救急の受け入れは今後も尽力していきたい」と荒木弘樹事務長は力を込める。

回復期リハビリ病棟開設により、救急・急性期、回復期、慢性期(老健)、在宅(訪看ST)と診療機能が一層充実。酒井院長は「地域完結型の医療を目指します」と意気軒高だ。

 

→徳洲新聞1258号掲載

 

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