徳洲会グループ
合同オンライン就職相談会も
徳洲会グループの離島7病院が運営する「結の島ナース」が好調だ。
これは離島病院での勤務を希望する看護師の採用窓口を一本化するプロジェクトで、2018年7月にスタート。立ち上げ時の参加病院は名瀬徳洲会病院、笠利病院、瀬戸内徳洲会病院、喜界徳洲会病院、徳之島徳洲会病院、沖永良部徳洲会病院(すべて鹿児島県)で、今年度から与論徳洲会病院(同)も加わった。
18年度に結の島ナースを利用して入職したのは2人だけだったが、19年度には徐々に人数を伸ばし、今年8月までに計17人が入職(予定含む)。
結の島ナースの事務局を務める名瀬病院の肥後友崇・総務課副主任は「ホームページのSEO(検索エンジン最適化)対策を徹底した結果、閲覧数も問い合わせも増えてきました。離島で働くハードルが低くなるように、しっかりと希望者のフォローをしていきたいです。今後、月に5~6人の入職者を目指したいと考えています」と目標を話す。
7月14日、離島病院の看護部長らが集まり、結の島ナースの現状や運営に関し打ち合わせを実施、その後、合同でオンライン就職相談会を行った。これまでは電話で相談を受けることはあったが、WEB会議システム「Zoom」を用い、合同で行うのは初の試みだ。
今回の相談者は3人で、それぞれ個別対応した。相談者に対し、集まった看護部長がそれぞれ病院の概要や仕事内容などを説明、さらに質疑応答の時間も設けた。沖永良部病院の吉田弘喜・看護部長は「Zoomを使うと実際に顔を見て話せるので、こちらの熱意も伝わりやすいと思います。離島での暮らしをとおし、患者さんがどんな生活をしているか体感しながら、地域医療を実践していただきたいです」と強調。
与論病院の川畑ゆり子・看護部長は「離島病院で働くのは、看護の原点に立ち返るきっかけになるのではないでしょうか。患者さんとの近さ、院内での他職種との近さを感じながら、自分の実力を試していただければと思います」とアピールする。
今後はオンラインでの合同就職相談会の予定はなく、希望者には事務局が窓口となり入職希望病院につなぎ、各病院でオンライン相談に対応していく。
→徳洲新聞1248号掲載

