介護系施設

老健四街道徳洲苑 安全確保にも腐心

介護老人保健施設(老健)四街道徳洲苑(千葉県)は、業務改善の一環で電子システムを活用したセキリュティー強化や勤務に関する帳票の集約を実践、利用者さんの安全確保とともにスタッフの作業効率の向上を図り、働きやすい環境づくりに努めている。

老健四街道徳洲苑が行った業務改善のひとつは、正面玄関の電子施錠化。それまで手動で行っていた施錠・開錠を、親機・子機からの遠隔操作が可能なシステムに切り替えた。これにより、来苑者が出入りするたびに、事務職員をはじめスタッフが玄関まで移動する必要性が軽減。作業時間の短縮化につながったり、事務職員の休暇取得の調整が図りやすくなったりしたという。

「親機・子機を操作し各現場で対応できるようになったため、業務を大幅に中断せず、来苑された方をお待たせすることもなくなりました。日曜日や祝日など来苑者が少ない日は看護師や介護福祉士らが子機を携帯し対応するため、事務職員の休暇が調整しやすくなりました」と関根芳樹・事務責任者。一連のシステムはカメラ機能も搭載していることから「来苑された方を確認したうえで対応できるため、防犯面でも良かったと思います」とアピールする。

利用者さんの安全確保では、市販のテンキー付きキーボックスを手直しして、エレベーターの乗降用押しボタンの周囲をカバー。利用者さんが誤って操作し苑外に移動しないよう、以前よりもカバーを強固にして安全性を高めた。

このほか勤務記録表や勤務変更届、時間外申請書など、別々だった各種帳票を「新勤務記録表」として1枚に集約。帳票作成・提出にともなうスタッフの負担や各種帳票の突き合わせなどチェックにともなう管理職の負担軽減を実現した。

関根責任者は「これらの業務改善は、職員の声や外部の方のお知恵をもとに進めました。今後もいろいろな方の協力を得ながら、より良い環境づくりに努めていきたいです」と意気軒高だ。

 

→徳洲新聞1235号掲載