東北地方

2020年度の入学式開く

仙台徳洲看護専門学校は4月7日、2020年度入学式を挙行した。新型コロナウイルス感染拡大により、規模を縮小して新入生と職員のみで実施。緊張した面持ちで入場した11回生の新入生50人は、これから始まる学生生活への期待に胸をふくらませていた。

入学式では、新入生一人ひとりの名前が読み上げられ、代表して菅原満梨奈さんが鈴木美智子校長から入学許可証を受け取った。

この後、鈴木校長は式辞で「“患者さんに寄り添う”とはどういうことでしょうか」と問いかけ、「今、言えるのは、寄り添うということは、“人とのかかわりから、自分で考えていくこと”であるということです。卒業の時には“患者さんに寄り添う”ということを、自分の言葉で表現できる人になってほしいと思います」とアドバイス。

また、コミュニケーションの大切さにも言及し、「丁寧で誠実な対応、つまり、その場逃れのいい加減な対応をしないこと、その時の気分や相手によって態度を変えないこと、自分の意見の押し付けをしないことが、礼儀正しく相手と向き合うことであり、きちんとした受け答えにつながります」と呼びかけた。

新入生誓いの言葉では、二瓶真琴さんが「生死がつねにそばにあり、昼夜を問わず働く看護師の仕事は、肉体的にも精神的にも大変なことが多いと考えます。それでも患者さんと二人三脚になって治療に励み、喜びや苦しみを分かち合うことができる魅力的な職業です」と強調。

さらに「患者さんの思いを理解し、信頼される看護師になりたいです。これから講義や実習をとおし、確かな知識と技術を身に付け、患者さん一人ひとりに合わせた看護ができるよう勉学に取り組みたいと思います」と誓った。

今回は来賓の出席がなかったため、代わりに祝電を披露。一般社団法人徳洲会の鈴木隆夫理事長、仙台徳洲会病院の佐野憲院長や看護部長らが、11回生の入学を祝福した。

最後に在校生歓迎の言葉として、2年生の渡邉沙耶さんが登壇し、臨地実習について「教科書や参考書では知ることのできない学びを得る場がたくさんあります」とアピール。

「看護は人と人との心の距離が本当に近いと感じる部分が多くあります。誰かと向き合う時、人の温かさや優しさを感じ取る場面も多く、その経験がより多くの学びになります。その学びのなかで、人を大切にする気持ち、相手の心に寄り添いたいと思う気持ちを一緒に育んでいきましょう」とエールを送った。

 

→徳洲新聞1232号掲載