介護系施設

第30回全国介護老人保健施設(老健)記念大会が昨年11月20日から3日間、大分県で開かれた。多メインテーマは「地域と共に紡ぐ令和老健~豊の国から真価・深化・進化~」。徳洲会グループは全国から21施設が計53演題を発表した。演題数が多かった施設を中心に、主に業務改善をテーマとする演題を紹介する。

老健四街道徳洲苑(千葉県)

関根芳樹・事務責任者が帳票と付帯設備の改善について発表した。帳票では、勤務に関する3種類の用紙を一表化。作成にともなう負担軽減とともに、勤務状況の把握しやすさにもつながった点を強調した。付帯設備では、家庭用のテレビドアホンワイヤレスセットを用いた玄関の電子施錠化などを紹介。業務中断の解消・作業時間の短縮といった効果が得られたことをアピールした。ほかに同施設から1演題の発表があった。