徳洲会グループ
湘南鎌倉医療大学は豊かな人間性や高い倫理観・コミュニケーション能力、科学的根拠に基づいた看護実践などができる看護師を養成するため、看護学の基礎から応用までを体系的に学修する教育に取り組む。カリキュラム(教育課程)のなかで、徳洲会グループを母体とする大学らしい特色を打ち出している。島嶼(とうしょ)看護や災害看護、徳之島(鹿児島県)や沖縄、地元の鎌倉などでの体験学習がそれだ。これら授業とともに6項目からなるカリキュラムポリシー(教育課程の編成および実施に関する方針)、教員の声を紹介する。
カリキュラムポリシー
同大は6項目からなるカリキュラムポリシーに基づき授業科目の編成を行った。カリキュラムの全体像を俯瞰(ふかん)するのに役立つため紹介する。
Ⅰ.初年次教育を重視し、アカデミック・スキルズを身に付け看護専門職として学び続ける自己研鑽(けんさん)の態度を養う科目を配置する。
Ⅱ.「基礎教養科目」は哲学的思考を基盤に豊かな人間性、教養を培い、高い倫理性を育て、品格を備えた看護専門職者を養成するために「人間の理解」、「コミュニケーションの方法」、「科学的探究」、「社会と文化」、「運動とレクリエーション」の5つに区分して科目をバランスよく配置する。
Ⅲ.「専門基礎科目」は看護学の基盤となる人体の形態・機能を理解し、健康障害を起こす要因や障害・疾病に陥った時の人体の状況、社会環境と人々の健康とのかかわりを学修する科目を「人体の構造と機能」、「健康障害と回復」、「健康支援と社会システム」の3つに区分し配置する。
Ⅳ.「専門科目」は看護専門職として必要な専門的知識・技術を修得するとともに、知識と技術を統合して看護学を発展的に考察する科目を「領域別科目」、「統合科目」の2つに区分し配置する。
Ⅴ.卒業要件を満たすことによって、看護師国家試験の受験資格が得られる教育内容とする。また選択制で保健師国家試験受験資格が得られる科目を配置する。
Ⅵ.学修成果の評価については、到達目標と成績評価基準をシラバスに明示し、筆記試験・レポート・実技試験・実習評価、授業態度や授業への貢献の度合い等で総合的に実施する。
→徳洲新聞1202号掲載

