徳洲会グループ

第69回日本病院学会が8月1日から2日間、札幌市内で開催された。徳洲会からは一般演題で6演題の発表があり、そのなかのひとつとして湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の亀井徹正総長が、徳洲会グループの〝連休効果〟などについて報告した。

喜多川久美子・診療情報管理室副主任は「診療記録開示状況の調査」をテーマに発表した。同院の過去の開示状況を振り返った結果、交通事故や肝炎関係を含む開示件数は年々増加。本人以外からの申請が半数以上を占めることから、同意書や申請資格の確認の徹底が重要であると唱えた。

今後、開示にアクセスしやすい環境整備や記録保管の精度アップ、他部署への情報発信から開示に耐え得る診療記録の作成など課題に挙げ、「これらの充実を患者満足度向上につなげていきたいです」と意欲を示した。

札幌徳洲会病院の林亜沙美・看護副主任は「シミュレーション形式を用いた内視鏡的逆行性膵すい胆管造影検査の勉強会についての報告」と題し発表。同院の内視鏡検査室で臨床工学技士15人を対象に、シミュレーション形式で勉強会を実施した。リスクの高い手技を実践のみで学ぶと、つねに緊張感のある場での実践になり、学習者の精神的不安が大きくなることを指摘。

シミュレーション形式なら、何度でも練習できる環境が提供でき、不安の軽減に寄与する。「これまで看護師向けにしか実施していなかったが、多職種への普及の一助となりました」とアピール。

→徳洲新聞1198号掲載