野崎徳洲会病院
野崎徳洲会病院(大阪府)の呼吸療法サポートチーム(RST)は、このほど日本呼吸療法医学会と日本呼吸ケア・リハビリテーション学会合同の認定を受けた。同院は人工呼吸器を装着した患者さんなどの呼吸ケアの質向上を目的に、2017年にチームを発足。学会認定を受け、さらに高みを目指す。
RSTは人工呼吸器や酸素マスクなど呼吸の補助が必要な患者さんに対し、適切な機器の設定や呼吸管理、人工呼吸器の早期離脱などをサポートするチーム。医師をはじめ、多様な専門職で構成し、急性期だけでなく一般病棟や療養病棟、さらに在宅の患者さんにも対応する。
野崎病院は2017年にRSTを創設。その理由について山野辺基・臨床工学科技士長は「当院には呼吸器内科や呼吸器外科がないこともあり、呼吸ケアの方法ひとつとってもばらつきが見られました。スペシャリストがいなのであれば、専門チームを立ち上げようということになったのです」と説明する。創設後、少しずつマンパワーを充実させながら、活動を本格化。今年3月に日本呼吸療法医学会と日本呼吸ケア・リハビリテーション学会が合同で行っている認定RSTに認められた。
現在、RSTは武富太郎・副院長兼麻酔科部長をリーダーに新田康夫医師、平野暁子看護師、宮本敦美看護師、島田真帆・臨床検査技師、田頭悟志リハビリテーション科主任(理学療法士=PT)、福本貴典・同科副主任(PT)、川端佑輝PT、山野辺・臨床工学技士長、秋本祐克・臨床工学技士、光井清人・臨床工学技士の13人がコアメンバー。このうち3分の1ほどは、呼吸療法認定士の資格を取得している。
毎週水曜日に院内をラウンドし、対象となる患者さんの状態を確認したり、呼吸機器の設定を調整したりする。マニュアルの整備や定期的な勉強会の開催などを通じ、スタッフの育成にも注力、少しずつ成果が表れ始めているという。
→徳洲新聞1187号掲載



