仙台徳洲会病院

平成23年3月11日14時46分に東日本大震災が発災しました。その日私は休日で、慌てて外に出ると、電信柱はロープのようにしなっていました。

急いで職場へ向かうと、患者様は1F正面の待合室・1F診察ブースの中待合室・2Fカンファレンスルームに避難していました。職員の安否確認が行われ、患者様がどこに避難しているか、また、どの患者様が血糖測定等の医療行為を行っているかを書き出し壁に貼りました。ライフラインが途絶え、張り詰めた毎日だったことが思い出されます。背もたれのないソファーに寝ている患者様の食事介助の際には、自分が背もたれとなって後ろから抱えるように介助を行いました。
北海道から沖縄まで全国各地からたくさんの支援物資が届きました。物だけではなく、人の応援もありました。看護師の応援は330名、医師等を含めると計818名に及びました。グループの強みを感じた時でした。他病院では外来診療が止まりましたが、当院ではグループのバックアップで稼働できました。数年後、私はTMATの研修に参加し、熊本地震の応援に行きました。初対面の者同士が一つの事に向かうことの素晴らしさを感じた瞬間でした。グループに所属しているからこそできた事だと思います。現在、院内の防災委員として、防災訓練やマニュアルの見直しを行っています。発災時には多くの職員が素早い対応をとれるようにしていきたいと思います。