武蔵野徳洲会病院
武蔵野徳洲会病院(東京都)は2月22日、西東京消防署と合同で消防訓練を実施した。病室から火災が発生した想定で、消火器や消火栓の使い方、患者さんの避難誘導、消防隊への引き継ぎなど職員の動きを細かく確認。はしご車による救助訓練も行い、消防隊が患者さん役の職員を5階の病室から運び出した。
また、当日は鈴木洋通院長が一日消防署長を務めた。防火服に身を包んだ鈴木院長が、はしご車に乗り全体を見渡したうえで、消防隊に向かい一斉放水開始を合図。病院の屋上まで届きそうな勢いで放水し、続く鈴木院長の「放水止め」の合図と同時に終了した。
最後に病院職員と消防隊による総括を実施。まず、鈴木院長が日頃の感謝を伝えたうえで、「火災など起こさないように細心の注意を払いながら、もし有事の際には今回の訓練のように機敏に対応できるようにしたいと思います」と意気込みを見せた。
続いて、山本登・西東京消防署長が「春の火災予防運動に先立ち、武蔵野病院で消防訓練を実施しました。平素から消防行政の推進に、ご協力いただきありがとうございます」と謝辞を述べた後、西東京市や東京都内での火災被害の状況など説明。
さらに、「まずは火災を発生させないというリスクマネジメントに重点を置いていただくとともに、万が一の場合は、発見、通報、初期消火、避難、誘導といったクライシスマネジメントにも、ご尽力いただきますようお願いします」とアドバイスした。
消防訓練終了後、鈴木院長は「消防隊の統制の取れた動きには、学ぶところが多くありました。我々が災害時に患者さんを搬送する場合、誰が何を報告すべきか、どんな動きをすれば良いかなど、組織として一連の流れを把握しておく必要があります」と振り返った。
→徳洲新聞1177号掲載



