仙台徳洲会病院
2019/04/01
仙台徳洲会病院は2月16日、院内で第5回QI(Quality Improvement = 品質改善)大会を開催した。同大会の前身は2016年度に初開催したヒヤリハット大会で、4回目からQI大会に名称を変更、年2回実施している。今回は各部署のリスクマネージャーを中心に19題の発表があった。
1位は2階西病棟の「セル看護導入の成果」で、患者さんに寄り添える看護、異常の早期発見や清潔ケアの充実を目的に実施した業務改善について発表した。セル看護とは、動線の無駄を取り除く工夫を行い、つねに看護師が患者さんの側にいることをいう。これによりナースコールが減り、身体抑制率が大幅減少。看護師に対するアンケートでは「セル看護導入により、自分たちの看護ができるようになった」という意見が増えたと報告した。
2位は3階西病棟の「身体抑制解除時間の導入と身体抑制率の推移」、3位は外来の「敗血症患者に対する迅速な抗菌薬投与について」、努力賞は介護老人保健施設シルバーホームいずみの「離設防止対策について」。また、18年下半期インシデント・アクシデント報告件数上位10人の表彰では、薬剤部のリスクマネージャーが5回連続の1位となった。
今回初の試みとして佐藤裕恵・看護部長が「臨床指標(QI)とは~医療の質改善~」と題し特別講義を実施。事例を提示しながら臨床指標について説明した後、「質の評価は医療の質向上のためであり、職員一人ひとりが行うことが重要です」と強調した。参加者は次のQI大会に向け、医療の質向上のための取り組みを継続していく。
→徳洲新聞1177号掲載



