神戸徳洲会病院

神戸徳洲会病院の医療講演が好評を博している。同院は昨年4月から地元の地域福祉センターで、従来の医療講演の後にフレイル(高齢者の虚弱状態)チェックを実施。看護師やリハビリテーションセラピストらが、フレイルの基準のひとつに掲げられている「歩行速度」や「握力」などを測定し、結果を参加者に配布する。座学だけでなく、参加者が実際に体を動かす“体験型”と、前回の結果と比較できる“継続性”をもたせた企画が口コミで広まり、同院に依頼する地域福祉センターの数が増えていった。

星陵台地域福祉センターもそのひとつ。取材に訪れた2月19日は3回目で、第1部で宮木靖子・心臓血管外科部長が「知らないと怖い! 歯周病と心臓病の意外な関係~歯周病菌が招く心臓病疾患について」と題し講演した後、会場内のレイアウトを変え、第2部で看護師やリハビリセラピストらによるフレイルチェックを実施。

参加者は①歩幅チェック、②握力測定、③タイムアップ&ゴー(10m歩行の時間測定)、④下肢周囲長測定(簡易筋肉量測定)を行った。結果に一喜一憂する姿や、帰り際、会場の一角に設けた健康相談コーナーを利用する姿が見受けられた。

これまで多い時は約100人が参加。この日は雨天ということもあり参加者は約50人だったが、それでも同院が講演を行うようになる以前の倍の人数で盛況だ。「独居の方をはじめ、地域の方が何とか外に出るきっかけをつくりたいという、センターの方からの悩みを解決するのに少しでも貢献できたら嬉しいです」と中村美津・看護部長。神戸病院はフレイルをテーマにした医療講演を院内でも行っており、相乗効果で毎回、好評を博している。

→徳洲新聞1176号掲載

 

神戸徳洲会病院 看護部サイトはこちらから
http://www.kobe-kango.com/