介護系施設

医療や介護の質の向上を図るため、徳洲会グループは全国の各病院・施設でさまざまな取り組みを実践。それらの成果をグループ内で共有するために開催した徳洲会グループ第3回QI大会で、投票の結果、9位に選ばれた演題を紹介。

9位 老健コスモス(北海道)

認知症専門棟の濱田直文・介護福祉士は「転倒・転落事故に対する業務改善 ~大丈夫!だって私が観てるから…~」をテーマに発表。転倒・転落事故の原因分析と対策立案に取り組み、転倒転落事故発生の時間帯や場所を検討したところ、たとえば洗面所から談話室へと移動する際に、職員の死角になる場所があることがわかった。

改善策として①見守りを行う職員を決定、②入所者さんの移動距離を短縮、③活動のない余暇時間を短くし、見守るだけではなくレクリエーションやリハビリテーションメニューなど活動を提供――に取り組んだ。

結果、転倒転落の多い時間帯(午前8時~午前11時)の件数は、16年、17年、18年の6~11月で、それぞれ30件、17件、5件と年々減少。

最後に「今まで以上に見守りを強化できる体制をつくったことで、利用者さんの行動に気付きやすくなったほか、より個別的な事故対策を考えることができ、転倒転落件数の減少につながりました」と結んだ。

→徳洲新聞1171号掲載