吹田徳洲会病院
2019/02/14
医療や介護の質の向上を図るため、徳洲会グループは全国の各病院・施設でさまざまな取り組みを実践。それらの成果をグループ内で共有するために開催した徳洲会グループ第3回QI大会で、投票の結果、8位に選ばれた演題を紹介。
8位 吹田病院(大阪府)
米田鉄平看護師は「口腔嚥下(こうくうえんげ)機能の向上を目指して」と題して発表。同院療養病棟は75歳以上の入院患者さんが多く、8割以上がADL(日常生活動作)区分3で誤嚥(ごえん)リスクの高い患者さんが占める。これまで個々の患者さんの身体状況に合った看護ケアを提供できていなかったことなどから、改善策として①口腔ケア手技の統一、②個々に合った口腔ケアを柔軟に行えるようにするため、口腔ケアのリースを導入し、口腔ケア用品を統一、③個々に合った摂食嚥下カンファレンスの習慣化――などを実施。
17年1~12月と、18年1~10月の、経管栄養と点滴管理からの経口摂取への移行率(目標50%以上)や、口腔ケアリース導入率(目標80%以上)、肺炎患者数の変化(目標月6人以下)などを調べた。その結果、経口摂取移行率77%、口腔ケアリース導入率は平均79.5%、月間平均肺炎患者数17年7.6人、18年6.2人だった。
米田看護師は「ケア時間の短縮、肺炎患者数の減少、絶食状態から経口摂取への移行、離床可能な患者さんの増加につながりました」とまとめた。
→徳洲新聞1171号掲載



