石垣島徳洲会病院

石垣島徳洲会病院(沖縄県)は自院の常勤看護師を対象に、地域の介護施設の見学を推奨している。徳洲会グループ看護部門では、2018年度から介護関連の施設・事業所の役割を理解し連携強化を図ることで、より患者さんが地域で安心・安全に暮らすサポートができるように、看護師の介護施設見学を推奨。各グループ病院に対し、自院の看護師を近隣のグループに属する訪問看護ステーション、介護老人保健施設(老健)、特別養護老人ホームなどの見学を勧めている。

石垣島病院も昨年5月から研修を実施。病棟はじめ透析室、外来、通所リハビリテーションを含む院内すべての常勤看護師を6グループに分け、島内の老健やグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅などを見学させている。ただし、島内に徳洲会グループの介護施設がないため、見学先はすべてグループ外。

取材当日は5人の看護師が小規模多機能ホームつむぎの郷を訪問。事業所内を回りながら約2時間、同ホームの鳥井達也ケアマネジャーから説明を受けた。鳥井ケアマネジャーは、小規模多機能型居宅介護事業所は通所、訪問、短期宿泊の各サービスを提供できるなど、特徴だけでなく、課題や改善策なども明かした。

今回の見学も2回目で施設長はじめ職員一同、歓迎していた。

同院では見学者からのリポートを活用し、各施設の基本情報を写真とともにファイリング。「次に見学に行く看護師が読むことで、見学先の雰囲気がわかりますし、見学後に記載されていない部分を補足することで、事業所の簡単なガイドブックにもなります。患者さんの退院先の説明や該当事業所との交流ツールにもなります」と友寄幸子・看護部長。

「退院後の生活や介護現場での利用者さんの安全確保が学べる絶好の機会。今後も続けたい」と意欲的だ。

→徳洲新聞1167号掲載

 

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