静岡徳洲会病院

当院には廃用症候群の患者が多く、以前より関心のあった筑波大学名誉教授紙屋克子先生に「生活支援技術」の研修会を依頼しました。

スライドの中で遷延性意識障害の患者が身体開放のためのプログラムを行い、ベッドに座る・食事を摂取する・笑う・手を使う・立つ・歩くなどの行為が次第にできるように回復していく様子を見たときには感動を抑えることができませんでした。

医師が無理ですと言った、反応のない患者を看護師がアセスメントし、生活を再構築するといった看護の可能性を目の当たりにしました。

その後研修を重ね、生活支援技術を行いましたが思った成果を得られず、平成29年から紙屋教授を招き病院ラウンドをお願いしました。

これまでのエピソードの中で、脳梗塞の後遺症で右半身まひ、寝たきり、経管栄養の患者に携わった時こと。 その患者は息子の結婚式に車いすで出席したいとの願いがありました。 車いすに移乗させたら患者は左手で自走し始めスタッフステーションの廊下を往復しました。 その後は驚くほどの回復で立位をとれるほど自立しました。 この患者の変化は私たちに勇気を与えてくれました。

これからも看護の可能性を信じ、患者に人間らしく充実した生活を送ってもらえるようスタッフ一同邁進していきます。

 

静岡徳洲会病院 看護部サイトはこちらから
http://shizutoku-kango.com/