横浜日野病院

日野病院看護部では29年度から院内における職員教育に力を入れています。ポイントは、多職種連携で学ぶ環境づくりです。日野教育委員会の目的(方針)は、「医療人に必要な知識・技術・接遇を習得し、精神科医療に貢献しうる人材の育成を図る」です。取り組み目標としては、1)徳洲会グループ&日野病院の理念方針を理解し、良質な医療の提供を目指す。2)病院組織を理解し、自己役割を果たしうる職員育成の基盤を作る。3)変化する社会情勢をキャッチし対応するために、専門職としての自覚と探求心を持つ動機付けの場を提供する。を掲げています。

29年度は、今迄の教育体制を見直し、まずは毎月開催する院内研修にスポットをあてました。

まず、研修を当院職員のニーズにフィットしたものとして企画していくこと、時間管理をして職員が参加しやすい環境を提供すること、そして何より多職種が意見交換できる場を提供することで仕事連携に繋がる教育の場を整備することに努めました。 研修プログラムポスターは上半期、下半期に分け作成し、全職員が研修開催を常に意識することができるようにしました。 そして研修の日時については朝礼等でアナウンスし当日まで参加の指揮を高める工夫を行いました。 研修内容の質向上についてはこれからも努力していかなければなりませんが、医局の協力もよく、また多職種が講師になることで、自らの専門領域との連動の気づきから新鮮な、業務改善、開発を期待できるような機会もあることに気づきました。加えて湘南鎌倉徳洲会病院からお越しいただく研修医(毎月)からも毎月トピックス研修として多分野の講義を頂き、精神科に偏らない最新の知識習得にご協力頂いています。

今後はさらに、徳洲会グループ教育部会や、日本看護協会、日本精神科看護協会等の院外研修に職員が参加しての、フィードバックとして、学んだことを凝縮させた研修を取り入れる等、みずからが発信していく教育体制を醸成していきたいと思います。そして、昨今の医療全体の課題を考察するとき、精神科医療も多くの課題を抱える分野として、精神障害者の高齢化と地域移行をふまえた新しい病院の在り方を考えていかなければならない過渡期に来ています。その中で、しっかりと未来を見つめ変化と改革に耐えうる人材を育てていかなければなりません。私たちは、地道な学習姿勢から、自らの専門性の研鑽と多職種連携で病院を運営していく視点を養っていきたいと思います。

当院の院内研修プログラム、研修風景参照ください。

日野病院 看護部長 教育委員会委員長 荻野 智美

 

 

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