羽生総合病院

朝の正面玄関で患者支援

羽生総合病院(埼玉県)は看護部がもち回りで朝の正面玄関に立ち、患者支援を行っている。この活動は朝の挨拶運動から一歩踏み出し、車で来院する患者さんが介助を必要とする玄関「外」へと、看護の視点を広げたものだ。看護師長をはじめとする看護管理者がペアを組み、来院がピークとなる午前8時から10時まで玄関に立つ。

佐藤あけみ看護部長は「状況を瞬時に判断し、能動的に声をかけるという若手には難しい行動を、まず管理者自らが体得し、教育につなげたい意図があります」と説明。「ご家族に『私たちが受け付けまで付き添いますので、安心して車を停めてきてください』と声をかけると、そのひと言がとても温かいと喜んでいただけます」と効果を実感する。

また、挨拶運動や患者支援を通じて、玄関前の道路で車が速度を出しがちであることや、救急入り口の看板が見えにくいことなど、安全上の課題発見にもつながった。今後半年は現状を継続し、時間帯や人員配置の妥当性を評価したうえで、他のスタッフに役割を広げていく計画だ。

佐藤・看護部長は「この活動は単なる介助ではなく、AIにはできない看護の本質を体現し、来院の瞬間から患者さんやご家族に安心を届ける病院の姿勢そのものを示しています」と力を込める。

→徳洲新聞1527号掲載

 

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