徳洲会グループ
徳洲会グループは9演題発表 2,000床の徳州医院を訪問し見学も
中国山東省徳州市で8月1日から2日間、「アジア太平洋血管学術連盟2025年徳州大会および第6回徳州日中国際心臓血管フォーラム」が開催、徳洲会から9演題を発表した。開始前には山東大学斉魯医院(病院に相当)徳州医院(2,000床)を訪問し見学も行った。
徳洲会は2024年5月に中国・山東大学斉魯医院徳州医院と人材交流などに関し、協力意向合意書(MOU)を締結、交流を促進している。
今回、徳洲会一行が参加した同フォーラムは、18年に名古屋徳洲会総合病院に研修来日し、MOU締結のきっかけとなった同医院の王海慶医師が主幹となり、大橋壯樹・副理事長(名古屋病院総長)と連携して開催したもの。日本や中国に加え、欧州などからの参加もある国際的な学会だ。
同フォーラムには徳洲会グループから13人が参加。1日目の冒頭、大橋・副理事長が登壇し挨拶。その後、2日にわたり医師から5演題、看護師から4演題の講演があった。また、多くのセッションで座長も務めた。
医師の演題は、札幌東徳洲会病院の山崎誠治院長が「EVT後にImpellaアシストでPCIを施行したACSによる心原生ショックの1例」、岸和田徳洲会病院(大阪府)の畔栁智司院長が「グラフト感染に対する治療 Open DoorアプローチによるBail-out」、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の浅井徹・病院長補佐兼心臓血管外科統括部長が「大動脈弓部置換術、私のこだわり」、千葉西総合病院の中山泰介・心臓血管外科医長が「B型大動脈解離に挑む:Preemptive TEAVRの可能性」、名古屋病院の菱川敬規・心臓血管外科医長が「破裂性腹部大動脈瘤に対する当院における開腹人工血管置換術の検討」と題し、それぞれ講演。
看護師の演題は、一般社団法人徳洲会の八木沼正子・看護部門本部長が「日本の看護の実情」、帯広徳洲会病院(北海道)の堀里美・看護部長が「A病院における心臓カテーテル検査・治療導入に向けた体制構築への取り組み」、東京西徳洲会病院の菅原隆広・看護師長(特定看護師)が「予期せぬ心肺停止発生率の低滅に向けての取り組み~RRT:Rapid Response Teamとしての関わり~」、宇治徳洲会病院(京都府)の山本動太・看護副主任が「地域医療を支える心臓血管外科ホットライン」をテーマに、それぞれ講演。
今後、徳洲会グループでは同医院へのロボット手術支援チーム派遣や、若手医師の留学、学術セミナーの合同開催を予定。さらなる人材交流につなげていきたい考えだ。
→徳洲新聞1509号掲載

