徳洲会グループ
四街道病院 学生らと展開訓練を実施
湘南鎌倉医療大学(神奈川県)は8月5日、2025年度実習指導者講習会の開講式を行った。同講習会は、看護学生が医療機関で臨地実習を行う際の実習指導者(予定者を含む)が、効果的な実習指導ができるよう必要な知識・技術を習得することが目的。20年度から開催しており、22年度からは厚生労働省認定の講習会として運営している。今年度は徳洲会グループ内外の46人の看護師が受講。カリキュラムは14科目、総授業時間は190時間に及ぶ。
開講式では同大学を運営する学校法人徳洲会の福島安義理事長(医療法人徳洲会最高顧問)が「現場で患者さんに接しながら学ぶことは、看護学生にとって、とても重要なことです。ぜひ講習会で学んだことを生かし指導にあたってください」とエールを送った。荒賀直子学長は「実習のなかで看護という仕事の素晴らしさを伝えつつ、指導していただけたらと思います」と挨拶。 v式後のオリエンテーションに続き、「看護理念」の講義を行って初日を終えた。同講習会責任者の小森直美・看護学部看護学科教授は「看護師としての根幹をなす“看護観”を伝えていくのが実習指導者の重要な役割です」と受講生に期待を寄せる。受講生は「学生を指導する際には、ベッドサイドで患者さんとコミュニケーションを取ることの大切さなど伝えていきたい」と意欲を見せていた。
NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)の基地病院である四街道徳洲会病院(千葉県)は8月10日、フィールドホスピタル展開訓練を実施した。同院の多職種21人に加え、成田富里徳洲会病院(同)3人、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)1人、さらに湘南鎌倉医療大学(同)を含む近隣の医療系大学の学生ら計10人も参加した。
訓練は、四街道病院の倉庫に保管してあるTMATの資機材を用い、自己完結型の診療所設営の展開、資機材の運用方法の確認などが目的。千葉県北西部でマグニチュード7.3の地震が発生、同院から先遣隊、次いで本隊の派遣を想定し実施。
当日は雨天のため、近隣の植草学園大学の体育館で訓練を行った。大型テントを建てたり簡易ベッドを設置したりした後、学生が模擬患者役となり、一般診療や感染症治療などの対応をシミュレーション。物品の配置や人の流れなども確認した。
訓練に参加した湘南鎌倉医療大学の学生は「患者役を体験し、災害現場での初期対応の流れ、多職種の連携がわかって勉強になりました」、「役割分担しながら行う設営は、無駄がありませんでした。患者役をすることで、患者として備えるべきこと、医療者側の立ち回りもわかり、興味深かったです」と満足した様子。
→徳洲新聞1509号掲載

