徳洲会グループ

看護師確保で新たな試み 複数の病院ローテし勤務先を決定

徳洲会グループの看護師確保の一環として、新たに「湘南アライアンス」、「東北アライアンス Giftナースプロジェクト」がスタートした。主に既卒の看護師を対象とした常勤採用プログラム。同プログラムで入職した看護師は、はじめに複数の病院をローテートし、面談を経て最終的な勤務先を選択することができる。

湘南アライアンスは夜勤が可能な既卒看護師対象。入職後、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)、茅ヶ崎徳洲会病院(同)、湘南厚木病院(同)、さらに希望制で鹿児島県の奄美群島にある徳洲会病院(1施設、指定)をローテートする(原則、1施設当たり3~4カ月勤務)。昨年2月に募集を開始し、同年6月に応募した千明美穂看護師は入職後、奄美大島の名瀬徳洲会病院(鹿児島県)を含め4施設をローテート、今年8月から希望の湘南厚木病院で勤務している。

「初の離島を含め、いろいろな経験ができました。勤務先を選べる仕組みは良いと思います」(千明看護師)

同プログラム事務局の湘南藤沢病院はSNSなどで周知にも注力。担当の町田詩織マーケティング課主任は「ふだんの採用を意識した投稿と内容を変えるなど工夫しています。最近も応募がありました」と強調する。総務課の橋口盛次次長は「徳洲会ならではの採用を考えようと、いろいろな方と協議・調整しました。規模や機能が異なる病院、さらには離島医療も経験できる環境のなかで、自分に合った職場を見つけ、少しでも長くグループで働いていただきたいです」と期待を寄せる。

東北アライアンスは仙台徳洲会病院、山形徳洲会病院、新庄徳洲会病院(山形県)、庄内余目病院(同)、山北徳新会病院(新潟県)の5病院から希望の病院をローテートする。期間は1施設当たり3~6カ月とし、最短9カ月、最長1年半。6月に募集を開始した。徳洲会看護部門東北ブロック長の佐藤裕恵・新庄病院看護部長は「魅力が詰まった東北のいろいろな地域で、自分の看護を届けたい、チャレンジしたいといった方は、自分に適した働き方が見つかると思います。ぜひご連絡ください」と呼びかけている。

→徳洲新聞1506号掲載