野崎徳洲会病院
野崎徳洲会病院(大阪府)は6月15日、地元の文化ホールで第5回脳卒中フォーラムを開催した。テーマは「脳卒中の予防と共存」。一般向けで83人が参加した。
まず、田村雅一院長が開会挨拶した後、篠田幸樹・脳神経外科医師が「脳卒中の予防について」と題し講演。
脳卒中の分類を示したうえで、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の原因や症状、治療法など解説した。最後に、脳卒中の予防10カ条として①高血圧から治す、②糖尿病を放置しない、③不整脈があれば受診、④禁煙、⑤飲酒は適量、⑥コレステロールに注意、⑦塩分、脂肪は控えめ、⑧体力に合った運動、⑨太りすぎに注意、⑩脳卒中と思ったらすぐに119番――を挙げた。
続いて市川幸子・看護師長(脳卒中看護認定看護師)が「脳卒中予防と脳卒中相談窓口について」と題し講演。夏場に多く見られる脳梗塞の予防法や、院内に設けている脳卒中相談窓口など紹介した。
最後に前田浩明リハビリテーション科副室長(作業療法士)が「脳卒中の予防と共存〜毎日の暮らしからできること〜」と題し講演した。前田副室長は、食事や運動など生活習慣が予防で重要なことを指摘するとともに、脳卒中になった場合でもリハビリテーションの継続と、手すりの設置や片手で使える調理器具の活用といった工夫次第で、自分らしい毎日が送れる可能性を示唆した。
講演後は、抽選でABI検査(上腕と足首の血圧比から動脈の狭窄や閉塞を評価する指標)を実施。ホールの一角では医療や介護、健康など各種相談ブースを設け、関連施設のメディカルフィットネスなど紹介した。最後に、中川秀光総長が閉会の挨拶を行い、盛況のうちに幕を閉じた。
→徳洲新聞1502号掲載



