岸和田徳洲会病院

岸和田徳洲会病院(大阪府)は2月28日、院内で地域の介護事業者を対象に「勉強会・意見交換会」を開いた。37人が参加した。

前半は、徳原克治・下部消化管外科部長兼地域医療支援センター長が「岸和田市の医療・介護の現状とこれから」と題し講演。あらためて、徳洲会の理念や自院の強みを説明した。徳原部長が専門とする消化器外科にも触れ、大腸外科ではロボット支援や腹腔鏡、開腹による手術、抗がん剤治療、便失禁治療などに対応できることをアピール。自院の外科緊急手術症例数の推移などとともに外科ホットライン(直通電話)を提示し、24時間365日対応していることを強調した。

また、地域医療支援センター長としての活動目標も示唆。近隣の医療・介護施設(事業所)との連携を強化するために、訪問や自院のホームページリニューアル、各種会合の開催・参加などを掲げた。

最後に岸和田市の医療・介護について言及し、人口減少が予測されることや医療・介護資源では在宅系が多いことなどを指摘。これらをふまえ、地域医療支援病院として今後も①人材育成(地域に根差した医師、看護師、医療事務)、②地域医療ニーズへの対応(高度先進医療、高齢者の病状急変対応など)、③地域医療・介護施設とのシームレスな連携推進(地域医療支援センターの充実、勉強会・意見交換会の定期開催)に取り組む考えを明かした。

後半はグループワークを行った。6グループに分かれ、それぞれ同院職員(地域連携室職員、退院支援の看護師、医療ソーシャルワーカー)がファシリテーターとなり、それぞれ日々の連携に対する悩みや期待を話し合った。ケアマネジャーや訪問看護師など、異なる職種の視点・立場から多くの意見が寄せられ、予定の時間をオーバーするほど盛況だった。

会を運営した事業推進室の柏矢智美・課長補佐は「今までも地域の介護関係者との連携はありましたが、一堂に会して当グループの理念や当院の現状を伝えたり、意見交換を図ったりすることはありませんでした」と意義を強調。同室の山本惠美子主任は「参加した地域の介護関係者のみならず、当院職員にも好評でした」と明かした。近隣の回復期や療養型の病院との交流会を6月に予定している。

→徳洲新聞1485号掲載

 

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