白根徳洲会病院
白根徳洲会病院(山梨県)は、外国人技能実習制度を介護職で積極的に活用している。2023年に受け入れ始め、現在、ネパール人の実習生が6人在籍、今年6月頃には、さらに2人増える予定だ。山本彰事務長は「外国人スタッフが当院になじむか心配でしたが、実際に受け入れたら、やる気があり助かっています。当院で技能を学び、母国で生かしたい人、長く日本で働きたい人、それぞれの思いに応えたいです」と力を込める。
多くの実習生は、技能実習の修了後に「特定技能外国人」への在留資格移行を目指すが、同院では1年目と3年目にある技能実習評価試験に向けた対策や日本語の勉強などを支援。生活面でも、新年会や花見など季節のイベントを企画するだけでなく、生活指導員が、きめ細かい手助けをする。また、看護補助者などの職員にも良い影響を及ぼし、実習生の育成に携わることで、仕事のモチベーションアップに寄与している。
監理団体は山梨メディカルケア協同組合。山梨県民間病院協会が母体で、民間病院の看護補助者や介護職員の人材不足に対応するために発足した。濱崎真也・事業推進部部長は「介護職の場合、日本語能力試験N4の取得が必須ですので、現場で日本語コミュニケーションも可能です。また、より長く日本に在留できるよう、介護福祉士の資格取得もサポートしていきたいと考えています」と説明する。
同組合は医療法人徳洲会と契約しており、地区範囲は8都県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県、新潟県)に及ぶ。山本事務長は「介護職の人材不足に外国人技能実習制度を活用するのも、ひとつの方法だと思います。8都県にある徳洲会病院には紹介可能とのことです」と呼びかけている。
→徳洲新聞1482号掲載



