介護系施設

BCPに基づき避難訓練行う

介護老人保健施設(老健)まつど徳洲苑(千葉県)は、年次電気設備点検にあわせBCP(事業継続計画)に基づく避難訓練を実施した。今回、初めて全館放送設備に緊急地震速報の受信装置を接続し、停電と同時に避難訓練をスタートしたが、放送にともなう混乱もなく訓練を行うことができた。

さらに、炊き出し訓練も初めて実施。4階の非常食倉庫前に各部署から職員が2人ずつ集合し、アルファ米からご飯やお粥をつくり、使い捨ての食器に盛り付け、レトルトの麻婆豆腐をかけて麻婆豆腐丼を作成。その後、利用者さんがいる2階、3階、4階へ階段を使いリレー方式で配膳した。

大作美奈子・管理栄養士は「今回はお湯を使いましたが、非常時は水を使うことになるため時間がかかります。また、水分の加減で、お粥が水っぽくなることもあり、課題が残りました。人手もあり、誤配膳なく提供できましたが、非常時は食形態ごとに内容が違うと煩雑になることが予想されます。今後、非常食買い替えのタイミングで、主食は全粥に統一する案も出ました」と明かす。

さらに「作成方法や提供の流れを多職種で共有できました。非常時でも安全に食事が提供できるよう、定期的に訓練を行っていきたい」と意欲的だ。

→徳洲新聞1477号掲載