白根徳洲会病院
2025/03/05
白根徳洲会病院(山梨県)は1月17日、外部講師を招き、職員を対象にした臓器移植の勉強会を開いた。講師は岩瀬史明・山梨県立中央病院高度救命救急センター統括部長で、「心停止後の臓器移植について・一般的脳死判定~ケースを用いた一連の流れを学ぶ~」がテーマ。医師や看護師など30人超が参加した。
まず脳死の定義や臓器移植の歴史などを解説。脳死とは、脳のすべての働きがなくなった状態で、「回復する可能性のある植物状態とは、まったく別」と強調。山梨県内では2011年10月に初の脳死判定が行われた(国内149例目)。
臓器移植の事例にも言及。19年10月に同県初の幼児の脳死判定が行われたが、提供された各臓器が、どのような患者さんに移植されたかを紹介すると、聴講者のなかには涙を流す人もいた。続いて脳死判定や臓器提供の流れ、ドナー(臓器提供者)の適応基準などを説明。最後に質疑応答が活発に行われた。
企画に携わった森本照美・看護師長は「当院で脳死判定や臓器提供は難しいですが、患者さんに情報提供はできます。どのタイミングで、どのように話すかなど、学ぶことが多かったです。今後も定期的に開いていきたいと思います」と意欲的だ。
→徳洲新聞1481号掲載



