東京西徳洲会病院
電気自動車導入やごみリサイクル強化
東京西徳洲会病院は電気自動車(EV)やその充電設備(EV充電スタンド)を導入、さらに、ごみを燃やさずにリサイクルできる処理方法へと変更したり、障害者雇用を推進したりするなど、本業である医療以外でも積極的にSDGs(Sustainable Development Goals=持続的な開発目標)活動に取り組んでいる。同院は地域社会の一員として社会貢献活動を推進するとともに、ブランドイメージの向上を目指す。
障害者雇用にも注力
同院はごみの処理も、エコを重視した施策を実行している。「すべてのごみを燃やさず、つまりCO₂の発生を抑え、かつリサイクルを行っているごみ回収業者に切り替えました。たとえば生ごみは堆肥に、プラスチックごみは固めてベンチやウッドデッキなどに再生できる擬木としてリサイクルされています」(野坂昌宏・資材課副主任)。
業者によるごみ回収時の費用をできるだけ抑えるために、院内で職員がごみを捨てる際の分別をより細かく設定。非感染性の通常のごみに関しては、以前は「燃えるごみ」、「燃えないごみ」、「資源ごみ」の3種だったが、現在では「紙ごみ」、「生ごみ」、「割り箸・爪楊枝・串」、「廃プラスチック」、「缶・ビン」、「ペットボトル」、「発泡スチロール」、「資源ごみ」の8種類に増加。患者さんら来院者が出すごみは従来どおりの分別とし、回収業者が後で仕分けている。
「ごみ捨て場に分別表を貼り出し、職員に周知し、協力してもらっています。今後は、リサイクルしてできた堆肥を当院の花壇に使用したり、業者が提携している農園で、その堆肥で育てた農作物の収穫を、院内保育所のお子さんたちに体験してもらったりと、いろいろな学びの機会も提供できればと考えています」と野坂副主任は展望する。
また同院は障害者雇用にも力を入れ始めている。14人だった障害者スタッフは現在、18人ほどに増えた。事務員・清掃員・厨房員などとして雇用。
「地域とのつながりを深めるなかで、就労支援センターとの関係も強化してきました。人材を紹介していただく機会も増え、積極的に見学の受け入れも行っています。医療機関は社会の公器です。受け入れ側として障害について理解を深めながら、障害者の方々が安心して就労できる場を提供していきたい」と伊東課長は抱負を語っている。
→徳洲新聞1476号掲載



