介護系施設
前回大会表彰式で2施設受賞
第35回全国介護老人保健施設(老健)大会が岐阜県で行われ、徳洲会グループは19施設が37演題発表した。前回大会の表彰式も行われ、老健シルバーホームいずみ(宮城県)が優秀奨励賞、老健舟形徳洲苑(山形県)が奨励賞を受賞した。
老健大会は、全国の老健が実施している研究や独自の取り組みなどを発表する学会。第35回大会は「再び、地域が動く~多様性を包摂する老健のさらなる共進(共鳴・共生進化)を~」をテーマに、昨年11月14日から2日間行われ、約3,200人が参加した。
徳洲会グループが発表した37演題のうち、最多は老健吹田徳洲苑(大阪府)の7演題、次いで老健静岡徳洲苑と老健八尾徳洲苑(大阪府)の各3演題だった。職種の内訳では介護福祉士が17演題、看護師、理学療法士が各5演題、管理栄養士が3演題、作業療法士、事務職員が各2演題、医師、社会福祉士、言語聴覚士が各1演題と多職種が発表した。
前回大会で優秀奨励賞を受賞した老健シルバーホームいずみの菅生大喜・介護福祉士と伊藤高広・介護福祉士は「自立に向けた排泄の取り組みの効果~ADL、QOL向上」がテーマ。2021年度から独自のシートを用い、継続した評価を行った結果、利用者さんがトイレで排泄できることが、ADL(日常生活動作)、QOL(生活の質)の向上につながったとアピールした。
受賞した菅生・介護福祉士は「これからも利用者さんの自立に向けた取り組みを継続し、新しいことも考えてチャレンジしていきたい」と意欲を示した。
奨励賞を受賞した老健舟形徳洲苑の宮岡翔也・介護福祉士のテーマは「住んでいた家や周辺の記憶を思い出そう~タブレットを活用して~」。認知症専門棟でタブレットを用いたリモート面会を実施。家や家の周辺映像を見て他者と話をすることで、利用者さんの意欲や感情の変化に気付くことができたが、利用者さんの日によって表れる気持ちの変化に合わせたアプローチが必要であると気を引き締めた。
宮岡・介護福祉士は受賞にあたり「奨励賞は、さらに励むことを奨めるということを意味すると思います。それを忘れず、精進していきたいです」と積極的だ。
→徳洲新聞1476号掲載

