介護系施設
徳洲会グループ3施設目
医療法人徳洲会(医徳)は12月1日、石垣島徳洲会介護医療院(沖縄県)を開設した。石垣島徳洲会病院内に併設する施設で、定員は48人(個室13人、多床室35人)。翌2日に開院式を行った。
介護医療院は、長期療養が必要な要介護者に「日常的な医学管理や看取り」と「日常生活上の世話(介護)」を一体的に提供する施設。重篤な身体疾患を有する方や、身体合併症を有する認知症高齢者などに対応する「Ⅰ型」と、これらに比べて容体が比較的安定した方に対応する「Ⅱ型」の類型がある。介護保険が適用されるが、利用対象は要介護1以上の方で要支援の方は含まれない。
石垣島介護医療院は沖縄県の離島で初の介護医療院。開設は、石垣島病院の池村綾院長の切実な願いだった。
「当院に22年4月に赴任し、ほどなく救急で入院された患者さんがいました。退院先をご家族に相談すると、自宅ではなく介護施設を希望。しかし、島内に介護施設は少なく、どの施設も入所待機者がいる状態でした。結局、何の縁もない石垣島以外の離島で入所(介護施設)し、住み慣れた石垣島に戻ることなく亡くなられました。その出来事が衝撃的で、“医療と介護がシームレスにつながるところが絶対に必要”と思い、東上震一理事長に介護施設の開設を相談させていただきました」(池村院長)
県が23年に介護医療院開設候補事業者を公募したこともあり、介護医療院とし、改修工事を行うと同時に、友寄幸子・看護責任者らが体制確保を図りオープン。開設前から10件以上の問い合わせが寄せられたり、開院式にメディアが取材に訪れたりするなど、地域で高い関心を集めている。
池村院長は「住み慣れた地域で最期まで暮らせるように今後もサポートしていきます」。徳洲会グループで介護医療院は、山北徳新会介護医療院(新潟県)、介護医療院ゆうかりの木陰(静岡県)に次いで3施設目。
→徳洲新聞1475号掲載



