徳洲会グループ
看護&リハビリでコラボ
札幌徳洲会病院、札幌東徳洲会病院、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は、札幌病院で整形外科外傷看護&リハビリコラボセミナーを合同開催した。整形外科外傷(頭部と臓器以外の外傷)を負った患者さんの社会復帰には、医師による診療だけでなく、看護師によるケア、リハビリテーションスタッフによるリハビリの提供が欠かせない。
1年前に開催した同様のコラボセミナーが好評だったことから、2回目の開催となった。今回はWEB上で生配信し、遠隔地からの聴講・質問も受け付けた。
テーマは『多視点多職種による「離床」―新しい発見と実践―』。午前は看護セミナーとリハビリセミナーを別会場でそれぞれ行い、午後からは両職種合同で離床について、さまざまな視点で話し合った。
午前の部の看護セミナーは、「急性期整形外科病棟看護師のやりがいとスキルアップに向けて」が主題で、どのように後進を育成していくか協議。コロナ禍で直接患者さんと触れ合う機会が、なかなかもてないなかで育ってきた看護師に対し、どのようにして離床看護を伝えていくかなどが議題となった。
リハビリセミナーは「反省とリベンジ―難渋症例から学ぶケースディスカッション―」で、5つの症例について、患者さんの状態の変化に対し、いつどのように評価しリハビリの方針を転換していくべきか、また、各症例のリハビリが本当に正しかったのかなど活発に議論を交わした。
コラボセミナーでは早期離床の必要性をあらためて確認するとともに、具体的に各職種が、どのタイミングでどのように介入しているかなど、自院の工夫ポイントを交え紹介した。リハビリスタッフが看護師にどのような情報を求めているか、手術直後の患者さんにどうアプローチするかなども話し合った。
早期離床が大切との認識が医療者に浸透する一方、いまだ国内だけでなく海外でも「離床」の定義が定まっていないことから、まずは徳洲会グループ内での共通認識をつくってはどうかという声も上がっていた。
→徳洲新聞1462号掲載

