東佐野病院
2024/11/12

東佐野病院(大阪府)の看護スタッフ6人は9月11日、アテントマイスター・プロに認定された。紙おむつや排泄サポートに関する正しい知識の習得を目的に、2017年に大王製紙が創設した民間資格。同社主催の研修を修了することで付与され、現在、全国の認定者数は約9,000人に上る。
同院で受講した6人は看護師と看護補助者。研修では、おむつの構造や選び方・当て方のポイント、排泄の基礎知識などを学ぶとともに、重りの付いたベストや視野の狭いゴーグルなどを装着して歩行する“高齢者疑似体験”を通じ、ケアを受ける側の大変さも経験した。最後に、6人全員に認定証と認定バッジが贈られ、研修は終了した。
松田ひとみ看護部長は、「慢性期病院の当院にとって、とくに排泄ケアは重要な業務のひとつ。より専門性の高いケアを提供しようと、今回、6人に挑戦してもらいました」と説明。年内に、さらに6人の認定を考えていることを明かし、「最終的に院内すべての看護補助者と看護師に受けてもらいたいと思っています」と抱負を語る。
→徳洲新聞1463号掲載