徳洲会グループ

第8回徳洲会グループQI大会 知見共有し質向上など促進 優秀演題の発表と表彰式を行う

第8回徳洲会グループQI大会を開き、最優秀演題の発表と表彰式を行った。応募演題数は過去最多だった前回の126演題を上回る132演題。医療の質向上や業務改善の推進を目的として2016年以降毎年開催しており、グループ全体の底上げを図る重要な取り組みだ。

QI大会は6つのカテゴリに分けて演題を募集、一定の評価基準に沿って厳選した計23演題に対し、グループ全施設の職員による投票で優秀演題を選出した。

セミナーでは各カテゴリでトップの得票を得た優秀演題6演題、審査委員長推薦演題、優秀演題に次いで得票が多かった3演題の計10演題を発表。

「医療安全」のカテゴリで1位に輝いたのは、福岡徳洲会病院の「転倒転落KYTのススメ 〜リスク感性の向上を目指し転倒転落アクシデント事例を減らす!〜」。医療安全管理室の旧杵えり主任が発表した。「患者目線」では「カンフォータブル・ケア導入により身体拘束ゼロを達成」をテーマに発表した札幌南徳洲会病院の棟方千秋・看護師長が受賞。「職員目線・働き方改革」のカテゴリでは「夜勤の残業時間削減~早番を配置して夜勤業務の負担も軽減~」を発表した石垣島徳洲会病院(沖縄県)の葛西美香・看護補助者、「経営」では神戸徳洲会病院の中島翼・管理栄養士が発表した「患者給食~その続けるは適切か? 栄養補助食品運用の見直し~」が選ばれた。

「地域社会」では、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)の「地域の声をデジタルでつなぐ:SNSを通じた病院祭で地域との結びつきを強化」が選出。具伊和之デジタルコミュニケーション室課長が発表した。「臨床」では、名古屋徳洲会総合病院の「当院におけるミキサー粥ゲル状化への取り組み」が1位。川口悟リハビリテーション科主任(言語聴覚士)が発表した。

審査委員長推薦演題は、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の及川陽平・臨床工学技士長が発表した「臨床工学技士の清潔介助業務の実績」。

優秀演題に次ぐ得票の3演題は、市川美和・介護老人保健施設吹田徳洲苑(大阪府)支援相談員の「入退所者の『見える化』~安定した稼働、適切な在宅復帰を目指して~」(カテゴリ:経営)、市川早紀・近江草津徳洲会病院(滋賀県)看護師長の「安全な療養環境への取組み~コンセントケーブルの整理を考える~」(同:職員目線・働き方改革)、櫻本秋美・八尾徳洲会総合病院(大阪府)看護師の「ピロリ菌抗体検査実施率と治療率の向上」(同:患者目線)。

すべての演題発表後、東上震一理事長が優秀演題と審査委員長推薦演題の発表者に表彰盾を贈り、「本大会は、私が副理事長の頃からの試みです。回を重ね、確実に質が上がっており、感心しました」と総括。毎年開催し「ますます質を上げ、職種を越えて、いろいろな業務をシェアし責任を分担しながら徳洲会の医療という形をつくっていけたら良いと思います」と期待を寄せた。

→徳洲新聞1452号掲載