岸和田徳洲会病院
2024/07/18

岸和田徳洲会病院(大阪府)は5月19日、第1回病院祭を開催、約1,000人の地域の方々が参加した。これまでも年1回の拡大医療講演会にあわせてイベントを実施してきたが、病院祭を開催するのは初めて。同院が1977年5月に開院したことを受け「誕生祭」としての意味合いももたせた。新たにオリジナル公式キャラクター「キシトくん」も職員から公募し作成した。
当日は地域の子どもたちによるキッズダンスを皮切りにAED(自動体外式除細動器)講習会、手洗い教室、健康相談会、薬剤師体験、お菓子つかみ取りなどがある縁日コーナー、ホウ砂と洗濯のりなどによるスライム手づくり体験、手術室見学会など実施。医療講演会も開催し、畔栁智司院長(心臓血管外科)が「心臓弁膜症のいま」、西畑雅也副院長(泌尿器科)が「『がん』を知ろう!『がん』は怖くない!?」、松元陽一副院長(小児科)が「おねしょと夜尿症」をそれぞれ講演した。

これまでの医療講演会の参加者は患者さんや高齢の方がメインだったが、「病院祭は子ども向けのイベントも多く、家族連れの方がたくさん来られました」とブランディング推進室の椋本実樹男主任。「当院で楽しんだ記憶をもっていただき、将来の医療従事者育成につながれば」と椋本主任は思いをはせる。
→徳洲新聞1448号掲載