徳洲会グループ
全国会議に多職種90人参集
徳洲会感染管理部会は5月24日から2日間、千葉徳洲会病院で全国会議を開催した。全国の徳洲会病院で感染管理に従事する医師や看護師など多職種90人超が参集、災害時の感染対策など情報共有した。
冒頭、部会長の佐藤守彦・湘南鎌倉総合病院(神奈川県)感染対策室部長が開会の挨拶に立ち、「コロナが5類になっても、当部会の活動がなくなるわけではありません。感染管理の重要性が見直された今、われわれの働きが病院にとって重要になります。徳洲会の感染対策のレベルを上げていきましょう」と力を込めた。
続いて「災害時の感染対策」をテーマに、笹木英恵・仙台徳洲会病院感染対策室看護主任が、東日本大震災での経験について、外部講師の西條美恵・石巻赤十字病院感染管理課課長が、災害時の病院と避難所の感染対策について、それぞれ解説。西條課長は「平時から防災・減災への備えが重要。防ぎ得た災害関連死と、災害による二次的な健康被害を最小化しましょう」と呼びかけた。
今年度の執行部メンバー紹介に続き、全国6ブロックの代表が、2023年度医療・介護セミナーについて報告。その後、副部会長の伊藤恭子・福岡徳洲会病院感染管理室室長が、23年度の手指衛生キャンペーンの評価と今年度の開催案について説明した。
1日目の最後は、副部会長の江口比呂美・宇治徳洲会病院(京都府)看護師長が、感染管理実務担当者(ICP)育成コースについて報告。同コースは23年度に新設した約1年に及ぶ教育プログラムで、感染管理の標準化と質向上、感染管理のスペシャリスト育成が狙い。今年度は西日本と東日本に分けての開催となり、より多くのICP育成を目指している。
2日目は、副部会長の澁谷豊克・八尾徳洲会総合病院(大阪府)感染対策室室長兼副看護部長が24年度診療報酬改定について、副部会長の石塚孝子・札幌東徳洲会病院看護師長が医療監視・立入検査項目について、伊藤室長が感染管理業務における公衆衛生への寄与について、それぞれ講義。さらに、徳洲会薬剤部会、徳洲会検査部会、徳洲会リハビリテーション部会、徳洲会栄養部会が、各部会の感染管理の取り組みについて報告した。最後に伊藤室長が挨拶に立ち、閉会した。
→徳洲新聞1447号掲載

