長崎北徳洲会病院
長崎北徳洲会病院は急性期混合病棟の入院オリエンテーションに看護補助者を活用、さまざまな成果を得ている。入院オリエンテーションは、入院に関する各種手続きや説明を患者さん・家族に行う業務。
同院では主に①入院の案内パンフレットの説明、②セットレンタル(病衣、おむつなどの契約)の案内・申込書の記入説明、③テレビ・冷蔵庫の使用同意説明・書類の記入説明、④データベース(患者さんの基本情報)の記入説明、⑤入院前の生活状況の聞き取り、⑥持参薬・持参物品の確認――の6項目を掲げ、従来はすべて看護師が行っていたが、昨年5月に①~④を看護補助者にシフトした。
この取り組みを開始した理由は、入院患者さんの増加だ。2021年の新築移転後から少しずつ増え、昨年5~7月の月平均入院患者数は新築移転前から約25%増えた。その8割超が救急搬送などによる緊急入院で、半数以上が午後1時台、2時台に集中していた。
当然、急性期混合病棟の看護師の負担は増加。入院オリエンテーション以外に、以前から入院している患者さんへの対応も求められ、対応の遅れなどからクレームにつながることもあった。同病棟の小林久美・看護副主任は「病棟の全スタッフが入院オリエンテーションを行えるようにしなければと考えました」と説明する。
同院は冊子や動画など入院を案内するツールを作成し、看護補助者の育成をスタート。統一した方法で実施できるように、マニュアルも整備した。
その結果、午後1時台、2時台の約9割に看護補助者が対応。現在は、夜勤帯も含め、時間帯を問わず看護補助者が入院オリエンテーションに対応可能だ。小林・看護副主任は「今後も看護補助者さんと一緒に業務を見直し、協力していきたいです」と意欲的だ。
→→徳洲新聞1440号掲載



