中部徳洲会病院
2024/04/15
中部徳洲会病院(沖縄県)が院内に開設した「検査説明センター」が好評だ。同センターは内視鏡検査やMRI(磁気共鳴画像診断装置)をはじめ各種検査を受ける患者さんに対して、文字どおり検査の説明を行う場所。患者さんが訪れると、専属の看護師や事務職員が検査の目的や方法、薬剤や食事に関する注意事項などを説明する。各種検査の説明動画も用意している。
従来は医師や外来の看護師が担っていたため、さまざまな業務が立て込むと、検査の説明が行えず患者さんを待たせたり、説明に十分な時間を割けなかったりしていた。そこで2022年4月に検査の説明を行う専用窓口を設置。需要が高いことから、23年9月にスペースの拡充と専属職員の配置を図りセンター化した。
こうした取り組みでスムーズな検査説明が実現。待ち時間に関する患者さんのクレームが減少し、「詳細に説明してもらえたので、不安なく検査に臨めた」との声が聞かれるようになった。これまで説明を行っていた医師や看護師からも「説明や同意書の確認作業が減り業務負担が軽減した」、「検査の迅速化につながっている」と好評だ。
同センターの照屋洋子看護師と桃原敦子看護師は「今後もスムーズに検査を受けられる体制を支え、より良い医療提供に貢献していきます」と口をそろえる。
→徳洲新聞1429号掲載
中部徳洲会病院 看護部サイトはこちらから
http://www.cyutoku.or.jp/groups/nurse/
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