東北地方
2024/03/25
TMAT特別講義

仙台徳洲看護専門学校は、看護学生の徳洲会に対する理解促進を目的に特別講義を行った。年1回、2年生を対象に実施。今回は災害看護をテーマにNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)が講師を務めた。
講義では同校卒業生でTMAT隊員の村上歩紀・宇治徳洲会病院(京都府)看護師が、西日本豪雨災害(2018年)、トルコ・シリア大地震(23年)など被災地での実体験に基づきレクチャー。「災害看護は救急の経験が必要と思われがちですが、災害の種類や現場に入るタイミングなどで、求められる医療ニーズは異なるため、外来でも病棟でも所属部署を問わず日頃の業務経験が生かせます。ぜひ災害看護に挑戦してほしいです」と呼びかけた。村上看護師は令和6年能登半島地震の災害医療活動にも、本隊臨時チームとして参加。
またTMAT事務局長の野口幸洋・一般社団法人徳洲会医療安全・質管理部課長がTMAT設立経緯などを説明した。
学生からは「海外でも活動できるように外国語の習得も頑張ります」といった感想が上がっていた。
→徳洲新聞1425号掲載