徳洲会グループ
2024/02/05
個々の思いへ寄り添う
徳洲会グループの特別養護老人ホーム(特養)かまくら愛の郷(神奈川県)は、最期まで入居者さんの気持ちに寄り添う看取りに注力。看取り後の対応を含め、対外的な評価にもつながっている。
特養かまくら愛の郷は年間25~30人の入居者さんを看取り、一人ひとりに寄り添い、希望をできる限りかなえることに腐心している。
取り組みの中心は施設内に設置した「看取り委員会」。たとえば、在宅酸素療法中の方が「自宅に帰りたい」と希望した時、施設で使っている酸素供給装置を車に積み込み、職員が付き添い一時帰宅をかなえたり、「金婚式で着たドレスで旅立ちたい」という願いには、職員がエンゼルケア(亡くなった後に施すメイクなど)の際にドレスを着せ、お見送りをしたりしている。
看取り後も施設での様子などを記した弔電を送付し、家族にも寄り添う。「『施設での思い出や職員皆様の思いが伝わり感激しました』など、ご遺族から手紙をいただくこともあります」と同委員の山田清美・介護副主任(ケアマネジャー)。
より良い看取りを実践するため、同委員会は職員教育に注力。エンゼルケアの研修や事例報告会などを開催している。委員の橋本剛・看護副主任は「表情など細かい変化に気を配り、入居者さんが求めるものに気付く力を高めています」と説明する。
同施設は神奈川県の事業「2023年度かながわベスト介護セレクト20」に選出。その理由で看取りの取り組みは「究極の寄り添い支援」と、高評価。櫻井健一施設長は「今後も看取りに力を入れていきます」と意気込む。
→徳洲新聞1419号掲載

