徳洲会グループ
京福大学校の看護学生一行は7月3日午前、韓国・ソウル市の金浦空港を飛び立ち、東京・羽田空港に到着。その足で湘南藤沢病院に移動。昼食をはさんだ後、早速、オリエンテーションを受けた。
冒頭、一般社団法人徳洲会の遊佐千鶴・常務理事が「徳洲会グループを挙げて歓迎します。現場のスタッフも心待ちにしていました。有意義に過ごしてほしいと思います」とエールを送った。同院の宗像博美院長と梶原聖治事務長も駆け付け歓迎の挨拶を述べた。
このあと徳洲会看護部門教育部会責任者である同院の八木沼正子・看護部長が国際看護学を学ぶ意義とその必要性をテーマに講義。続いて徳洲会看護部門の佐々木和子部長が日本の医療と看護をテーマに、医療保険制度やチーム医療の重要性などを解説。
医療法人沖縄徳洲会の篠崎伸明・副理事長(湘南鎌倉病院院長)は歓迎の言葉を述べるとともに、徳洲会グループの全体像を説明。「徳洲会は“断らない医療”を実践し、救急医療、災害医療、先進医療、慢性期医療など幅広い医療に取り組んでいます」とアピールした。
その後、介護保険と介護報酬、高齢者入所施設の看護と介護、訪問看護師の役割などをテーマとするレクチャーをそれぞれ担当者が行った。
「一緒に仕事をする日が楽しみ」
合同オリエンテーションを行った翌4日の午前中、実習生はそれぞれ湘南藤沢病院と湘南鎌倉病院の全体朝礼に出席、挨拶した後、病院ごとのオリエンテーションに参加した。
湘南藤沢病院では八木沼正子・看護部長が同院の概要を紹介。病院の規模や患者数、医療機器、立地環境などに加え「その人らしさを尊重し、思いやりの心で根拠に基づいた的確な看護を提供する」という同院看護部の理念や教育体制を紹介。災害医療への注力や院内保育園などにも触れた。
続いて医療安全をテーマに、医療安全管理室の油谷明美師長が講義を行った。油谷師長は「“生命を安心して預けられる病院”という徳洲会の理念の実践のため、職員全員がリスクマネジメントに取り組むことが重要です」と強調。また、国際的な医療機能評価であるJCI認証が求めるIPSG(国際患者安全目標)や、同院の医療安全の取り組みなどを紹介した。このほか、個人情報管理や火災対応、感染管理をテーマにそれぞれ担当者が説明した。
湘南鎌倉病院のオリエンテーションでは冒頭、篠崎伸明院長が挨拶。「私たちが最も気を付けているのは安全、安心な医療です。患者さん第一主義をモットーに日々の診療を実践しています」と同院について紹介し、「一緒に仕事ができる日を楽しみにしています」と期待を込めた。
続いて康明子・看護部長が同院の概要を説明した。看護提供体制や医療安全、感染対策などの説明の後、将来展望にも言及。この3年のうちに、救命救急センターと外傷センターを併設した施設、さらには、がんセンターを建設する予定であることを明かした。
新人看護教育では3Mを目標に内科・外科・クリティカル系の3部署を経験することを説明。3MとはMate(仲間をつくる)、Motivation(動機付け)、Motion(行動する)。康・看護部長は「目標をもって当院に勉強に来ていると思いますので、達成できるように頑張ってください」と応援メッセージを送った。
その後、2班に分かれ、それぞれの実習指導者を柳澤真紀子看護師、佐藤千尋看護師が担当。内科系、外科系の病棟に分かれ、オリエンテーションを実施、病棟の目的やルールなどを共有し、実習に備えた。
⇒徳洲新聞No.1090掲載記事

