静岡徳洲会病院

静岡徳洲会病院はNST(栄養サポートチーム)活動の一環で、職員向けに嚥下食(とろみや形態を調整した食事)の試食会を開催した。美味しく安全で食べやすい食事提供などを推進する摂食嚥下プロジェクトに取り組んでおり、院内の理解を深めるため企画。

煮付けやそば、稲荷寿司、きなこ餅など豊富なメニューを準備。職員130人が参加した。参加者からは「味、見た目とも普通の食事と変わらず、ソフト食のイメージが変わりました」など驚きの声が多数聞かれた。

調理を担当した栄養管理室の土屋久史調理師は「今後は握り寿司にも挑戦したい」と意欲的。同室の亀山友美副室長は「職種を越えた協力によって成功につながったと思います」と強調し、NST担当の小川千代子・看護師長は「調理師さんの『美味しいものをつくる』という気概が伝わり、栄養科全体の高いモチベーションを実感しました」と振り返った。

→徳洲新聞1408号掲載

 

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