徳洲会グループ

仙台徳洲看護専門学校は4月5日、同校講堂で2017年度の入学式を挙行した。新入生は8期生50人。このうち宮城県出身者は40人で、地元・仙台市内からは28人が入学した。列席した新入生たちは緊張した表情を浮かべながらも、3年間の学生生活に期待を寄せていた。

新入生入場後、まず鈴木美智子校長が新入生代表の豊島菜生さんに入学許可証を授与、続いて式辞を述べた。鈴木校長はかつて学生が道で倒れた人を助けたエピソードを披露し、「目の前で困っている人に手を差し伸べた勇気と行動を誇りに思いました。新入生の皆さんも3年間の勉強で、どういう行動がとれるようになるか楽しみです」と期待を込めた。

入学生誓いの言葉では、代表の時末和冴さんが登壇。「3年間、知識や技術の修得だけでなく、実習などから患者さんとの触れ合いやコミュニケーションの大切さを学んでいきたいと思います」と力強く宣誓した。

来賓祝辞では一般社団法人徳洲会の鈴木隆夫理事長が挨拶。「徳洲会は世界中どこでも、生命だけは平等だという理念の下に行動しています」と強調し、アフリカやアジア諸国などに人工透析機器を寄贈したことや、主に徳洲会職員で組織するNPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)の災害医療活動でのエピソードを披露した。

最後に「私はいつでも勉強し、自分には何ができるか考えています。どんなことでも不可能とは思わず、常に考え前を向いて進んでください」とエールを送った。

仙台徳洲会病院の佐野憲院長は「徳洲会が大切にしているのは救急医療と離島・へき地医療。これらを実践するのは本当に大変です。徳洲会の看護専門学校に入学したからには、ぜひ、これら2つを大切に考えてほしいです」と呼びかけた。

一般社団法人徳洲会看護部門の佐々木和子部長は、看護師の先輩として「目的と土台」が大切なことを指摘。「どのような看護師を目指そうと思っているか、ずっと忘れないでください」と語りかけ、「この3年間の土台づくりはとても重要。高齢化社会に向けて、どのような土台が必要かを考えることも大切です」とメッセージを送った。

在校生歓迎の言葉として2年生の三浦麗美さんは、「時につらく苦しいこともあると思いますが、今の気持ちを忘れず学べる喜びに目を向けてください。そして、いつでも在校生に相談してください。ともに学ぶ仲間として私たちも頑張ります」と決意を新たにしていた。

夢への第一歩を踏み出した新入生50人。式の終わりには最初の緊張した表情も和らぎ、晴れやかな顔で目を輝かせていたのが印象的だった。

⇒徳洲新聞No.1079掲載記事